こんにちは!
しらたまです。
しらたまとは
30代の糖尿病内科医
私(しらたま)は
たまお(夫)と
ちびたま(2歳2ヶ月)の3人暮らし
子育てをしながら
働きながら
運動の時間を捻出するのはなかなか難しいですよね、、、
私自身も独身の頃はジムに通ったりしていたこともありましたが
子供を産んでからそんな時間は取れるわけもありません。
運動習慣が取れない場合は
NEAT(ニート)を増やすことを意識してみてください!
NEAT(ニート)とは?
NEAT=Nonexercise Activity Thermogenesis
NEATとは日常生活の活動で発生する熱量(消費カロリー)のことを指します。
肥満がある人とない人を比べると
横になっている時間はあまり変わらなかったものの
肥満の人の方が
座っている時間は長く(164分)
立ったり、歩いたりする時間が短かった(152分)という報告もあります1)。
つまりNEATを増やすということは
「日常生活で消費カロリーを増やそう!!」
ということです。
テレビを観る時間が1日2時間以上になると
2型糖尿病の発症リスクは1.2倍に
心臓病の発症リスクは1.15倍に高くなる2)。
というデータもあるくらい
日々の生活で動かない時間が長いことは
健康にとって良くないことです。
この記事では
実際にしらたまが日々の生活で取り入れている
NEATを増やす工夫をお伝えしていきます。
糖尿病内科医が日々の生活で気をつけている事5選
①歩数を増やす
毎日10000歩を超えることを目標にしています。
自宅から駅までの道のりも
できるだけ自転車は使わずに徒歩移動。
働いている日は大体10000歩は超えています。
普段ぜんぜん歩いていない…!
という方は
まず15分多く歩くことを心がけて下さい。
15分で2000~3000歩は増えると思います。
②出勤の時はスニーカー
歩きづらい靴を履いていると
エスカレーターやエレベーターを使ってしまったりと
ついつい歩くのが億劫になってしまいます。
なので出勤する際には
積極的にスニーカーを履いて行くようにしています。
(ヒールのある靴だと、ちびたまを抱えて保育園への送迎が大変
と言う怠けた気持ちも大いにあります…笑)
③できるだけ階段を使う
階段こそNEATを増やす絶好の機会です!
駅の乗り換え
職場での移動など
上りは2階分まで
下りは基本全て階段移動にしています。
④1日の歩数を確認する
盲目的に努力するのは
なかなか続かないものです。
歩数計のアプリをダウンロードして
自分の歩数を定期的に振り返る様にしています。
振り返りをすると
曜日によってあまり動いていない日がわかる様になります。
「土日はなかなか動かないから少しお出かけしようかな」
と意識づけにもつながるのでおすすめです。
⑤早歩きを心がける
のんびり歩くより早足で歩いた方が
消費カロリーも増えます。
移動時間も短くなります!笑
最後に
いかがでしたでしょうか。
日々の意識を変えるだけで消費カロリーは
100kcalはすぐに変わってきます。
NEATを増やすコツを生活にうまく取り入れて
長く続けていきましょう!
参考文献
1)Levine JA, Lanningham-Foster LM, McCrady SK, Krizan AC, Olson LR, Kane PH, Jensen MD, Clark MM(2005) Interindivisual variation in posture allocation possible role in human obesity. Science 307: 584-586
2)Grontved A, Hu FB (2011) Television viewing and risk of type 2 diabetes, cardiovascular disease, and allcause mortality. JAMA 305: 2448-2455
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