【医者が勧める】専門医試験・資格試験の勉強方法

専門医




こんにちは!

しらたまです。

しらたまとは?

しらたまは30代の糖尿病内科専門医です。

大人になってからも、働く上で資格試験に合格しないといけない場面に直面する事は多いのではないでしょうか?

私自身も今まで複数の専門医試験(内科専門医・糖尿病内科専門医・内分泌代謝糖尿病領域専門医)や趣味で受けた資格試験(簿記3級・FP3級)などがありますが、全て一発合格!でした。

「医者はもともと頭が良いから…」と思うかもしれません。が、全く違います。確かに天才的な頭脳を持つ先生も中にはいますが、多くの人は凡人です。ただ、大学受験で死ぬほど勉強し、大学に入ってからも6年間ひたすら勉強、国家試験のために勉強して、学会発表するために論文読んで勉強して、専門医取るために勉強して、、、と自分の人生を振り返ると、高校生の時から今までずっと勉強してるな、、、(遠い目)

結論として頭が良いわけではなく、正直、勉強のやり方がわかっているだけなのです。数多の学科試験を乗り越えてくる中でいかに効率的にメリハリつけて勉強ができるのか。自分にあった努力の仕方ができるのか。これがとても大切です。

今回は私が勉強するときのポイントをお伝えします。自分にも取り入れられる事があれば、ぜひ参考にして下さい。

①自分の集中力の持続時間を知る

多くの人は時間がない中で、何とか時間を捻出して勉強しています。のんびりとダラダラしている時間はないのです。

比較的時間がある時に机に向かって勉強をした時に、自分がどれくらいで集中力が切れてしまうのかをまずは把握して下さい。私は調子がいい時でも2時間以上は持ちません。嫌いな範囲の勉強だと90分も持ちません

たとえ1日時間がある日があったとしても私は90〜120分で勉強は一区切りして違う事をします。youtubeを見る、洗濯物干す、ご飯食べるなど合間にする事は頭を使わなくてもできる単純作業自分好きな事楽しい事を挟みます。

②問題集を効率的に解く

私は解こうと決めた問題集の問題は必ず2周以上は解く事を心がけています。1周で終わらせてしまうと習熟度が低くなってしまうからです。問題を解く時に、答えの選択肢全て理解した上で正答できる問題に○、正解は選べるが、他の選択肢がよく分からない問題に△、分からない問題に×をつけます。

例題1 ヒトの血液型でないものをひとつ選べ

  1.A型  

  2.B型 

  3.C型  

  4.AB型  

  5.O型  

例えば、初めて上の問題を解こうと思った時、

「A型、B型、AB型、O型の血液型があるのは知っているから答えのC型は選べる。ただ、C型の血液型があるのか分からない。」

と思った場合は、

例題1 ヒトの血液型でないものをひとつ選べ  △

  →ヒトの血液型にC型はあるかないか

  1.A型  ○ある

  2.B型  ○ある

  3.C型   △

  4.AB型  ○ある

  5.O型  ○ある

まず問題文に△をつけて、答えが確実にわかる選択肢は消し、2回目以降見た時に読まなくていい様にします。

問題文も場合によっては書き直して、自分が持っていなかった知識の確認のみできる状態にしておきます。

例題2 暦で間違っているものを2つ選べ

  1.4月1日 

  2.2月31日 

  3.6月5日  

  4.12月31日  

  5.9月32日

「確実に2月31日と9月32日はないし、他の選択肢は存在する。これは確実に解ける」と正解・不正解の選択肢含めて全て理解している問題には

例題2 暦で間違っているものを2つ選べ  ○

  1.4月1日 

  2.2月31日 

  3.6月5日  

  4.12月31日  

  5.9月32日

問題文に斜線を引き、2回目以降は見ない様にします。

問題集1冊分同じ様に解いていくと、2周目以降解く時に、既に理解している内容を想起することに脳のリソースを割かなくても済むので、時間短縮になり、効率的に問題をこなす事ができる様になります。

③勉強場所でする事を変える

毎日の通勤電車の中、机に向かって、寝る前のベッドの中など、勉強時間の取れる環境は必ずしも毎回同じではありません。環境・体制によってやりやすい勉強内容は変わります。

私は

通勤電車の中→読んでおきたいプリントやまとめノートに目を通す

机に向かう→問題を解く、教科書を読む(電車に持ち込むには重い教科書)、理解が難しい範囲をまとめる

寝る前のベッドの中→まとめノートをスマホで撮影して眺めて覚える

の様にする事を分けていました。

④理解が難しい箇所は自分の言葉でノートにまとめ直す

これは全員に当てはまる事ではないかもしれませんが、私自身が国語・英語などの長文読解は苦手、数学・化学など数式は得意な特性なので、教科書の説明文で理解しづらい内容かつ重要な範囲は自作ノートに単語もしくは短文でまとめ直すようにしていました。

例 ウーバーイーツの注文方法はまず、スマホでアプリのダウンロードから始まります。「UberEats」と検索してアプリをインストールしてからアカウントの作成を行います。この際、連絡先、パスワード、名前、お支払い方法の追加を行って下さい。次にお届け先を指定します。配送先は自宅または勤務先の2つを保存する事が可能であり、別途注文のたびに新しい住所を入力する事も可能です。

文字の羅列だとイメージしづらく、かつ毎回読み直すのも辛い…となるので

ウーバーイーツ注文方法

アプリ「UberEats」ダウンロード

アカウント作成

 ↪︎連絡先・パスワード・名前・お支払い方法 登録

届け先登録

 ↪︎自宅or職場→両者はあらかじめ場所登録できる

  +新しい場所も毎回登録可能

上記の様に、自作のノートに単語・短文でまとめ直すことで視覚的に理解しやすくまとめていました。

まとめ直す時間もったいないかな、、、と思ってやらないと結局理解が進まずにトータルでみると結局時間がかかってしまった事が多かったので、この様にしています。

⑤勉強進度の確認と必要事項を洗いだす

試験勉強の多くは試験日(ゴール)があるので、試験日に合格点に達する様に勉強進度を調整します。

勉強に取り組み始める前に大まかにやる内容と量は決めてスタートしますが、思った様に進まない事がほとんどです。90〜120分の勉強スパンで疲れた休み時間や思った様に進まなくて不安になった時など、最低でも2週間に一度くらいは現状の進度の確認と追加でやる事、時間がないor非効率だからやめる事を振り返りながら勉強していました。自分の現状と向き合い、出来ている範囲・出来ない範囲を可視化すると精神的にも楽になるので、手帳に書いて可視化できる様にしていました。

終わりに

いかがだったでしょうか?勉強のやり方はヒトそれぞれですが、自分にあった勉強法で効率的に取り組んで、試験に合格していきましょう!

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