こんにちは!
しらたまです。
しらたまとは
私(しらたま)は
たまお(夫)と
ちびたま(2歳6ヶ月)の3人暮らし
私は同年度に
第34回糖尿病専門医試験
第2回糖尿病代謝内分泌領域専門医試験
のダブル受験をし、無事両方とも合格する事ができました。
平日はフルタイム勤務。子供(2歳ちびたま)1人を育てながらの専門医試験勉強の両立は、正直かなり大変でした‥
勉強中も周りに気軽に聞ける様な仲間がいない環境だったので、どれくらい勉強すればいいか、今の自分は他の受験生と比べて進んでいるのか、遅れているのかも分からずに精神的に不安な日々を過ごしていました。
そこで、今回は実際の私の勉強の進捗度合いをお伝えしていこうと思います。これから受験される先生の参考になれば嬉しいです。
糖尿病専門医試験の試験日程の詳細はこちらから
内分泌領域専門医試験の試験の様子はこちらからご参照下さい。
使用教材
①内分泌専門医に絶対合格したい人 第2版
②セルフスタディ230(現在は電子版のみの販売)
③糖尿病代謝内分泌領域専門医ガイドブック
④専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ内分泌疾患 第3版
⑤内分泌代謝疾患クリニカルクエッション100
本文中の番号は上記の教材と一致しています。
2023年11月1日〜12月24日 勉強開始〜①絶対合格1週目
11月1日〜5日(試験14週前)
10月22日に受験した糖尿病専門医試験の勉強で疲れ果てて、10月末までは勉強から解放されて過ごしていました。いざ勉強しよう!と思ったものの、まずは何からすればいいか分からない‥、と途方に暮れてしまい、ネットで内分泌専門医試験の対策の教科書は何があるのか調べる期間になってしまいました。巷にある教科書・参考書を全て網羅するのは、フルタイムで働きながら、子育てをしながらだと消化不良になるだろうと思い、取捨選択・決断するのに時間がかかりました。
最終的に③ガイドブックを教科書として使用し、①絶対合格と②セルフスタディを参考書として勉強する事に決めました。勉強を進めていく中で①絶対合格の本文中に④ケース・メソッドの問題文を見るように指示があるので、その範囲だけ確認し、③ガイドブックに載ってない範囲の解説が比較的⑤クリニカルクエッションに記載があったので、足りない箇所だけ確認しました。
試験を受け終わってから振り返って考えると①絶対合格、②セルフスタディ、③ガイドブックをしっかりと取り組めば合格は手堅いと思います。
11月6日〜12日(試験13週前)
①絶対合格 第1章(p.12〜p.18)
初めは早く全体像を掴むためにも③ガイドブックは使わずに①絶対合格の問題と解説のみで1週しようと思っていましたが、私の場合はガイドブックを読まずに、問題集のみで勉強を進めようとすると知識が分断されてしまい、思った様に頭の中で整理ができなくて焦りました。多少時間がかかっても③ガイドブックを読みながら①絶対合格の問題や解説をみる事に切り替えて勉強しました。振り返っても、③ガイドブックと併用しながら勉強を進めた方が習熟度が断然よかったです。
①絶対合格の問題の解説には内分泌試験で過去に出題されたキーワードの箇所に波線が引いてあるので、問題を解いた後に①絶対合格の解説を読み、③ガイドブックに出題されたキーワードをマーカーで引いて行きました。
11月13日〜19日(試験12週前)
①絶対合格 第2章(p.19〜p.58)
大体平日の毎日、寝る前の1〜2時間勉強していました。
11月20日〜26日(試験11週前)
①絶対合格 第2章(p.59〜p.65)
仕事が忙しく、疲れてしまってほとんど勉強できない1週間でした。前の週、ほとんど毎日勉強していた疲れがでたのだと思い、以降は最低でも週1日は夜中の勉強はしない日を作り、体力が尽きない様に工夫しました。
11月27日〜12月17日(試験10〜8週前)
11月27日〜12月3日 ①絶対合格 第2〜3章(p.66〜p.109)
12月4日〜12月10日 ①絶対合格 第3〜4章(p.110〜p.147)
12月11日〜12月17日 ①絶対合格 第4〜5章(p.148〜p.200)
ちびたまが体調を崩しがちで、看病をしながら勉強した期間でした。ちびたまが元気になって保育園に行かれる様になっても、連日のちびたまの夜泣きや不機嫌への対応で体力的にも精神的にも削られていて、自分が本調子になるまで計2週間ほどかかりました。
12月18日〜24日(試験7週前)
①絶対合格 第5〜10章(p.201〜p.361)
糖尿病領域を含んでいた事もあっていつもよりもサクサク進みました。クリスマスイブに①絶対合格が1週終わりました。①絶対合格が1周終わって出題傾向は掴めたものの、知識の定着はまだしていない状態でした。
12月25日〜1月7日 ②セルフスタディ1周目
すでに出題傾向が掴めていた事もあって、かなり解きやすく感じました。問題が解けなかったとしても、「③ガイドブックのあそこに書いてあったな…。」と想起できる状態なので精神衛生上もあまり負担はなく、ひたすらこなしていく感じでした。
問題の解説が①絶対合格と比べると端的にまとまっているので、②セルフスタディから取り組むと大変だったかも、、、と思いました。すでにある程度の知識はある先生でしたら、②セルフスタディと③ガイドブックの2つを取り組むだけでも合格できると思います。
12月25日〜31日(試験6週間前)
②セルフスタディ p.1〜p.37
①の絶対合格を解いた時と同じ様に、問題の解答や誤答の選択肢でもキーワードになりそうなものは①絶対合格の時のマーカーとは色を分けてチェックして行きました。
①絶対合格や②セルフスタディに書いてあり、③ガイドブックに記載がなかった解説はそれぞれ色を変えて、③ガイドブックの余白に書き込んだり、自作ノートにまとめたりしていました。
色を分けた理由としては、③ガイドブックや自作ノートを見返したときに「どこの解説だったかな…?」となった時に、対応の教材が一目で分かるのでおすすめです。
1月1日〜7日(試験5週間前)
②セルフスタディp.37〜最後まで
三が日は仕事がないので、勉強時間が取れて勉強が進みました。
1月8日〜28日(試験4週間前)
問題集を2冊解いて、出題傾向と重点的に理解した方がいいポイントがかなり掴めたなと思いました。下垂体領域の治療薬や、PMAR/PPNADの鑑別、甲状腺領域などまとめ直した方が理解しやすそうな領域のまとめと自分の正答率が低かった範囲や苦手範囲の問題の解き直しの期間にしていました。
1月29日〜2月4日(試験3週間前)
①絶対合格2周目(糖尿病領域以外)
糖尿病の範囲は10月の糖尿病専門医試験を受験した事もあって大分仕上がっていたので、以降は糖尿病の勉強はしませんでした。以前の勉強法でおすすめした通り、(勉強法に関してはこちらから)2周目以降は問題を解くペースがかなり早くなるので、1週間で2周目をとき終わりました。
2月5日〜11日(試験2週間前)
②セルフスタディ2周目(糖尿病領域以外)
大分サクサクと解ける様になり、「後はここの範囲を詰めていけば大丈夫だな♬」と気持ちが軽くなってきました。
2月12日〜17日(試験1週間前)
②セルフスタディ3周目(糖尿病領域以外)
自作ノート暗記
①絶対合格と②セルフスタディを2周ずつ解いた後は、②セルフスタディの方が、問題に癖がなく知識の整理をしやすく感じたので、時間的にも①絶対合格は2周で終わらせて、②セルフスタディの3周目と知識の最終チェックのために暗記の時間に当てました。
最終的に試験日までに取り組んだ事
問題集
①絶対合格 2周
②セルフスタディ 3周
教材
③ガイドブックにマーカー引いて書き込み
④ケースメソッドの10問くらいの問題と解説読む(①絶対合格の本文中に参照する様に指示がある。)
⑤クリニカルクエッション 10〜20ページくらい参照(③ガイドラインに載ってない範囲)
自作ノート作成
上記の内容を取り組んで試験当日を迎えました。
問題集もそれなりに解ける様になって本番を迎えたので、「多分大丈夫だろう!」と精神的にも落ち着いて受験する事が出来ました。
内分泌専門医試験の試験当日の詳細はこちらから
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これから受験する先生方の参考になると嬉しいです!
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