第2回内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医 勉強〜合格まで

専門医




こんにちは!

しらたまです。

しらたまとは?

私(しらたま)は

たまお(夫)と

ちびたま(2歳5ヶ月)の3人暮らし

私は同年度に

第34回糖尿病専門医試験

第2回糖尿病代謝内分泌領域専門医試験

のダブル受験をし、

無事両方とも合格する事ができました。

平日はフルタイム勤務

子供(2歳ちびたま)1人を育てながら

専門医試験勉強の両立は

正直かなり大変でした‥

今回は糖尿病代謝内分泌領域専門医の試験対策について詳しくお話ししようと思います。

今後受験を検討されている先生方に少しでも参考になれば嬉しいです。

11月1日〜勉強開始!

10月の糖尿病専門医試験の方が難易度的には難しい印象でした。10月までの勉強で体力・精神的に疲れた事もあって、10月末までは勉強は一時中断、11月から開始しました。

糖尿病領域は10月までにかなり仕上げていたので11月以降は取り立てて追加で勉強はせずに、10月に受けた時に分からなかった範囲の復習程度で、大きく時間は割きませんでした。

︎使用教材

①内分泌専門医に絶対合格したい人 第2版

②セルフスタディ230

③糖尿病代謝内分泌領域専門医ガイドブック

④専門医を目指すケース・メソッド・アプローチ内分泌疾患 第3版

⑤内分泌代謝疾患クリニカルクエッション100

①〜③の教材をひたすら仕上げていき、④、⑤の教材は③に載っていなかった範囲や①の本文中に④の教材を見る様に記載があったページのみ確認しました。

勉強方法

始めは知識の整理が全然できていない状況だったので、とっかかりとして①『絶対合格』から始めた方が、問題の後に解説があったり、過去に出題された項目にマークがあったり、全体像を掴みやすかったです。

①『絶対合格』の問題の選択肢と過去に試験に出題されたキーワードを③『領域専門医ガイドブック』にマーカーで色を付け、どこが大事なのかを把握しつつ、分からない箇所は読み込みました。

①『絶対合格』を1周したあと、②『セルフスタディ』を1周し、同じように答えとなったキーワードを③『領域専門医ガイドブック』に違う色でマークしながら1周しました。

きちんと病態が理解できていない疾患は、学生の時に使っていた病見えで確認しました。

性腺のホルモン動態は病見えがまとまっていて役立ちました。

最終的には

①『絶対合格』2周

②『セルフスタディ』3周

した状態で試験当日になりました。

(糖尿病領域は1周のみ)

︎試験当日(2024年2月18日)

当日の手応えは

確実に正解 5割

おそらく正解 2-3割

分からなかった 1-2割

の印象でした。

試験が終わった直後の感想は「受かっただろうけど、万が一落ちてても、また京都に来られるならいいか!」と思いました。笑

注:第3回の試験会場はパシフィコ横浜予定です。(糖尿病News No.3 Jul 2024 p.61に記載)

糖尿病内科専門医ほど奇問や筆記がある訳ではないので、きちんと対策さえすれば大丈夫です。万が一不合格だったとしても糖尿病内科専門医よりも勉強の対策がしやすいので①〜③の教材をしっかりとやり込めば、合格は手堅い印象でした。

︎試験中

前のスクリーンいっぱいにアナログ時計が映し出されます。問題用紙は回収され、受験表などに問題内容を写したりした場合は不合格となるアナウンスがありました。机の上には筆記用具だけ。目薬やティッシュを出したい場合は試験監督の人に申し出る必要があります。

︎当日の服装

糖尿病内科専門医とは違って面接はないのでスーツの必要はなく、服装は自由です。試験は真冬ですが、部屋の空調は丁度良かったです。私はヒートテック+長そでシャツ+パーカー、ジーパンで快適でした。荷物は自分の席の足元にスーツケース、鞄、コートの全てを置きました。

昼食

お昼ご飯は自分の席で事前に買っておいたものを食べている人が多かったです。当日受験会場近くのコンビニで売り切れていたら嫌だなと思い、私は前泊したホテルの近くで当日朝にお昼ご飯や飲み物は買ってから行きました。

︎会場の雰囲気

試験会場に着くと、自分の席で勉強している人が7割程度。知人と話していたり、一緒に勉強している人もちらほらいました。周囲が試験直前に目にしている教材も①『絶対合格』と③『ガイドブック』は3-4割ずつくらい、プリントや自作ノートを見ている方も2-3割いました。

第2回試験結果

受験者数:200人

欠席者:1人

合格者:194人(合格率97.0%)

参考:糖尿病News No.3 Jul 2024 p.61

合格率を見ても糖尿病専門医の6-7割の合格率と比較して、かなり受かりやすい試験だと思います。

おわりに

これから糖尿病代謝内分泌領域専門医を受ける先生の参考に少しでもなれば嬉しいです。

追加で質問等ありましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

糖尿病専門医試験についてはこちらからご参照ください。

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