【糖尿病専門医試験】試験1週間前にすべきこと・すべきでないこと

専門医




こんにちは!

しらたまです。

しらたまとは?

私(しらたま)は

たまお(夫)と

ちびたま(2歳7ヶ月)の3人暮らし

私は同年度に

第34回糖尿病専門医試験

第2回糖尿病代謝内分泌領域専門医試験

のダブル受験をし、

無事両方とも合格する事ができました。

当時の試験1週間前を振り返って

糖尿病専門医試験は、毎年合格率が6〜7割ということもあり、当時を振り返ると、試験1週間前の精神状態は本当に辛いものでした。業務に追われて疲弊しながら、育児、家事、研究、、、と受験される方の多くは試験勉強以外にもタスクがあり、自分が思ったよりも勉強時間が取れないケースがほとんどなのではないでしょうか?

今回は私見となりますが、試験1週間前にすべきこと、すべきでないことを挙げていきたいと思います。

すべきこと

①記述対策を固める

やはり糖尿病専門医試験で一番怖いことは

記述の大問に全く分からない問題が出題される。

事だと思います。いくら他の記述の大問が満点近くだったとしても、大問1つが0点だと不合格になってしまいます。0点を回避するために、穴を作らないような記述対策が大切です。

当時の私は、試験が近づくにつれて、試験が始まって問題文を読んだら、問題文の意味が分からない。という妄想が浮かんでしまって、本当に精神衛生が下の下になっていました。雑誌「糖尿病」の出題範囲を見ていても、「流石にこの範囲は問題に出ないのでは?」と思いつつ、飛ばす勇気はないので再度読みながら「もっと重要なことはあるはず、、、」と焦燥感が襲ってきてしまって、思い出すだけでも辛い精神状況でした。

焦燥感の原因はなんだろうと考えたときに、「きちんと雑誌の出題範囲を理解していない。」ということに気がつきました。出題範囲の雑誌は全て印刷していたので、紙の厚みとしての量は把握していましたが、各セクションや題名毎に分けていなかったので、直前に出題範囲の題名を書き出し、セクション毎に分けました。当時は12セクションに分けることができ、想定問題の記述を各セクション毎に計12個用意しておけば、雑誌の範囲で出題された記述問題の大問で0点になることはないと思いました。その準備を行なった後は、心がかなり軽くなりました。

また、内容を理解していても、文章でアウトプットすることは想像以上に難しい事です。普段は仕事でもワープロがほとんどで、文字を実際に書く機会は激減していると思います。私は恥ずかしながら、読めるけど書けない漢字が沢山ありました。実際にペンを持って、記述の答えをひたすら書く練習をして下さい。初めは全然書けずに泣きたくなるくらいでしたが、慣れてくると急に書けるようになり始めるので大丈夫です。

②うる覚えのキーワードは再度暗記

細かい数字や診断基準など、勉強していく中で、「自分はここの範囲をまだしっかり覚えられていないな…」と思い当たるところがあると思います。最後の1週間であやふやな範囲をきちんと固めていきましょう。

私は高校生以来使っていなかった「チェックペンとシート」を使って最後は暗記しました。

暗記用ペン+下敷セット ゼブラ チェックペン-α 青

すべきでないこと

①研修ガイドブックを読み直す

多くの受験生が1周は読破しているだろう研修ガイドブックですが、私も1周読破した後、2周目を読む時間はないと判断して読みませんでした。けれど当時は「2周目も読んだ方がいいのだろうか…流石に1周読んだだけだと、覚えてきれていないはず…。」と日々不安な気持ちを拭いきれず、苦手な範囲を10ページほど読んでは、「いや、流石に効率悪すぎる、、、」とガイドブックを閉じる。というのを数回繰り返しました。想定問題を解きながら、分からなかった箇所を調べるためにガイドブックを読むのはいいと思いますが、1冊が膨大な量なので、もう一度読み返す行為はやめた方がいいのではないかと思います。

②今まで手をつけていなかった新しいことをする

とにかく不安で、「学会の教育講義も見た方がいいのでは…」とか「あの学会のガイドラインも見ておいた方がいいかも…」と自分がまだ触れていない範囲があるのが不安で不安でいっぱいでしたが、直前に新しいことを詰め込もうとするのはかなり危険だと思います。ガイドブック、雑誌「糖尿病」だけでも正直かなりのボリュームがあります。今まで取り組んできたことをひたすら反復して精度を高めていくべき時期です。

最後に

今までを振り返っても大学受験の次に辛かった試験のような気がします。あと1週間、不安な気持ちがあればある程、今まで時間をかけて勉強してきた証だと思います。皆様の合格をひたすらお祈りしています。

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