女医ママが小児科を受診する時に気をつけている事(後編)

子育て





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私(しらたま)は

たまお(夫)と

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前編では診察室に入る前までに気をつけているポイントをお伝えしました。

女医ママが小児科を受診する時に気をつけている事(前編)

今回は診察室に入ってから子供の症状を伝える時に

気をつけているポイントを症状別にお伝えします。

症状別!気をつけているポイント

①熱

医学的には37.5度以上を発熱と判断します。

・いつから

・どのくらいの期間

・解熱薬使用の有無

・最後に解熱薬を使用したタイミング

・機嫌はどうか

・水分摂取、食事摂取は普段と比べてどうか

は最低限伝えましょう。

具体例

「3日前から39度台の熱が出ていて、3日前に解熱薬を使ったら36度まで下がりましたが、その後は38度が続いてます。最後に解熱薬を使ったのは昨日の20時頃で今朝は37.0度でしたが、病院で先程測ったら38.5度でした。少し元気はないものの、機嫌は良いと思います。食べ物は好きなものは食べますが、いつもの半分くらいです。水分は取れてます。」

水分も取れない状態では、場合によって入院が必要になる事もあります。

必ず伝える様にしましょう。

②下痢、嘔吐

熱の時と同様、水分が取れているかは重要です。

・周囲に同じ症状の人がいるか

・生物や古いものを食べたか

・便の色、性状

・回数

・吐いたものは何か

・色や量

言葉で伝えるのが難しい事も多いので、いつもと違ううんちなどは写真を撮って先生に見せる事をおすすめします。

具体例

「昨日から黄色い水様便が5、6回出ています。オムツが吸収しきれないほどたくさん出る事もありました。水分は取れていますが、食欲はいつもの1/3くらいです。保育園でも胃腸炎が流行っていると聞いています。」

③皮疹

・部位

・性状、大きさ

・痒がっている、痛がっている

ぽつぽつの場合も症状がしっかり出ている時の写真を撮って先生に見せるのが伝わりやすいのでおすすめです。

また保湿剤やステロイド、抗菌薬の塗り薬など使用していた場合は、

塗ったあと良くなったか、悪くなったかも診断に重要なことが多いので必ず伝えましょう。

具体例

「3日前からお尻に赤いぽつぽつが出てきました。お風呂の時や寝てる時に良くかいています。保湿剤は塗ってますが、良くならないです。」

最後に

いかがでしょうか?

今回はよくある症状の伝え方のポイントをお伝えしました。

急な子供の体調不良は

小さいお子さんがいるご家庭は

よくある事かと思います。

少しでもスムーズに

小児科受診ができると嬉しいです。

ぜひ前編も読んで下さい!

女医ママが小児科を受診する時に気をつけている事(前編)

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